プールや海のレジャーを楽しむ際、視力が悪い方にとって悩みの種になるのが視界の確保です。
「コンタクトをしたままプールに入れるの?」
「裸眼だと視力に不安があるけれど、視力を確保しながら楽しむ方法はある?」
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、コンタクトを着けたままプールに入るのはおすすめできません。むしろ避けるべき行為です。
本記事では、コンタクトを着けたままプールに入ることのリスク、そして視力を確保しながら安全にレジャーを楽しむための具体的な方法を解説します。これを読んで、あなたの次回のプールや海でのレジャーの準備に役立ててください。
コンタクトを着けたままプールや海で遊ぶのは、安全性の面から推奨できません。その理由は、以下の3つに分けることができます。
プールや海の水には多くの細菌や微生物が含まれており、目に害を及ぼす危険性があります。
特に怖い病気の一つが、アカントアメーバ角膜炎です。
この病気は、プールや海の水に含まれる微生物がコンタクトに付着し、目に感染することで引き起こされます。
治療が難しく、重症化すると失明の可能性もあるため警戒が必要です。屋外のプールや海では、そのリスクがさらに高まります。
プールの水には、塩素が含まれていることがほとんどです。この塩素によってコンタクトが変形したり、劣化したりします。 また、塩素による刺激で目が充血しやすくなることもあります。
コンタクトは水中では容易にずれたり外れたりすることがあります。プールにもぐったり、飛び込みをしたりした際に外れることも。
プールや海で紛失すると、すぐに予備を使うこともできず、その後のレジャーを不快な形で過ごさざるを得なくなる可能性があります。
「1日使い捨てタイプ(1day)なら大丈夫なのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、1dayを使用することでリスクを大幅に軽減できるわけではありません。
1dayコンタクトはその日の装用後に廃棄する使い捨てタイプのため、装用後の感染リスクが比較的低いメリットはありますが、
プールの水に含まれる微生物が付着した時点でリスクは発生しています。
コンタクト以外の視力矯正の手段を検討することで、プールや海のレジャーをより安全に楽しむことができます。 以下の方法をぜひ参考にしてください。
度付きのゴーグルは、コンタクトなしで視力を矯正できる最も安全な選択肢です。
通常のゴーグルのように目を保護しながら視界をクリアに保つことができるため、プールや海でのレジャーに最適です。
滑り台やダイブなど水中アクティビティを思う存分楽しみたい場合でも、度付きのゴーグルならストレスフリーです。
近視用の度付きのゴーグルは、オンラインショッピングやスポーツショップで購入することが可能です。
度付きゴーグルや専用メガネを準備できない場合、浅いプールや目に水が入らない遊びを中心に計画を立てるのも一つの方法です。ただし、この方法は視界が悪い状態を前提とするため、安全面を考慮した活動範囲の制限が必要です。長期的には適切な視力矯正用の製品の購入を検討しましょう。
コンタクトを着けたままプールで遊ぶことが危険である理由は以下の通りです。
・感染症のリスク
・塩素によるコンタクトの劣化やトラブル
・コンタクトの紛失の可能性
これらのリスクを避けるためにも、コンタクトを外した状態で、度付きゴーグルの使用を検討するか、裸眼での遊びを選ぶのがおすすめです。
これからのレジャーや旅行を安心して楽しむために、度付きゴーグルを検討してみてください。
また、レジャー用のアイテムについてわからない場合は、眼科医や専門店で相談するのもおすすめです。
安全対策を万全にして、次の水遊びを思い切り楽しみましょう!